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GBS論集 第11号～第20号
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GBS第11号～第20号の論文集です。
◆◆ザ・グレイトブッダ・シンポジウム（GBS）◆◆東大寺では、平成14年、大仏開眼1250年慶讃大法要執行を記念して、新たに学際的な討論の場として「ザ・グレイトブッダ・シンポジウム（以下GBS）」が発足しました。
本シンポジウムは、東大寺とその諸尊および法蔵、更にはそれらを生み出し支えてきた仏教の世界に関わる諸問題を、広い視野に立ちながら、厳密な学問的方法をもって、改めて真撃に分析・検討し、その意義を明らかにすることを目的としています。
本シンポジウムは、毎年様々な分野に渡って研究発表が行われ、熱心な質疑応答がなされ、翌年開催時には毎年の基調講演や発表を収めた論文集が発行されています。
論集一覧※()内は発売日です。
表題クリックで目次を参照できます。
| 第11号 |
- 倶舎曼荼羅と倶舎三十講 / 谷口耕生
- 平安期東大寺の僧侶と学問-特に院政期の宗と院家をめぐって- / 横内裕人
- 平安時代の東大寺における修験と浄土教-聖宝と永観を中心に- / 近本謙介
- 平安時代の華厳宗における新羅仏教思想の役割 / 金天鶴
- 基調講演：平安時代の東大寺-寺家組織と教学活動の特質- / 永村眞
- 全体討論会：平安時代の東大寺-密教興隆と末法到来のなかで-/木村清孝、永村眞、山岸公基、谷口耕生、横内裕人、近本謙介、金天鶴
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| 第12号 |
- 凝然の二種生死論-東大寺図書館蔵『華厳二種生死義』の読解 / 岡本一平
- 唐招提寺金亀舎利塔と戒律 / 内藤栄
- 栄西を中心とした中世初期禅密僧の思想と動向 / 水上文義
- 鎌倉初期の東大寺再建と栄西 / 小原嘉記
- 基調講演：寺僧と遁世間の活躍-戒律・禅・浄土の視点から / 蓑輪顕量
- 全体討論会：中世東大寺の華厳世界-戒律・禅・浄土 / 木村清孝、蓑輪顕量、岡本一平、内藤栄、水上文義、小原嘉記
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| 第13号 |
- 基調講演：東大寺領荘園と条里プラン / 金田章裕
- 特別講話：修二会の研究者と練行衆の接点 / 橋本聖圓
- 東大寺山堺四至図の制作背景―絵図が語る世界観 / 奥村茂輝
- お水取りとお潮井採り-山と海のネットワーク / 岡田真美子
- 草創期の蒔絵と南都漆器 / 小池富雄
- 遺産空間の継承と受容 / 井原 縁
- 全体討論会：仏教文化遺産の継承-自然・文化・東大寺 / 木村清孝、金田章裕、橋本聖圓、奥村茂輝、岡田真美子、小池富雄、井原緑
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| 第14号 |
- 『東大寺要録』の原構造 / 栄原永遠男
- 草創期の東大寺僧に思いをはせて / 森本公誠
- 古代東大寺の楽舞と楽人 / 吉川真司
- ブックロードにおける闕本・草本・真本・好本-『東大寺六宗未決義』その他を史料として / 王勇
- ネットワークとしての東大寺 / ブライアン・ロゥ
- 全体討論会：古代東大寺の世界-『東大寺要録』を読み直す / 石上英一、栄原永遠男、森本公誠、吉川真司、王勇、ブライアン・ロゥ、佐藤信
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| 第15号 |
- 基調講演：日中相互認識のなかの奝然 / 村井章介
- 奝然入宋と「釈迦信仰」の美術-南京大報恩寺址出土品を参照して- / 稲本泰生
- 奝然が見た唐宋絵画-平安後期絵画史の前提として- / 増記隆介
- 『宗鏡録』に説かれる根本の鏡-奝然請来釈迦立像に納められた線刻鏡に対する一考察- / 柳 幹康
- 天皇と日宋の仏教文化 / 堀裕
- 東大寺僧奝然と入宋僧奝然 / 上川通夫
- 全体討論会：日宋交流記の東大寺-奝然上人一千年大遠忌にちなんで- / 横内裕人、村井章介、稲本康生、増記隆介、柳幹康、堀裕、神川通夫
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| 第16号 |
- 基調講演：新羅仏教文化の多様性-恋愛説話を歌入りで伝えた仏教系芸能者たち- / 石井公成 /
- 特別講演：八～九世紀における新羅華厳の動向 / 崔鈆植
- 四天王寺護塔神出現の背景と道宣の『戒壇図経』 / 李鎭榮
- 新羅華厳教学の概要、および日本華厳教学との関連 / 佐藤厚
- 奈良朝貴族と新羅仏教 / 山本幸男
- 新羅の金属工芸品-佐波理製品と真鍮製品を手がかりに- / 加島勝
- 考古学からみた新羅と古代日本の仏教文化 / 清水昭博
- 全体討論会：新羅仏教の思想と文化-奈良仏教への射程- / 吉田叡禮、李鎭榮、佐藤厚、山本幸男、加島勝、清水昭博、崔鈆植、木村清孝
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| 第17号 |
- 基調講演：近代仏教史観の見直しと東大寺-正法理念と『金光明最勝王経』に着目して- / 島薗進
- 特別講演：明治期における神仏分離と修験道 / 田中利典
- 特別講話：東大寺に残る神仏習合 / 狹川宗玄
- 東大寺を管轄した時代の浄土宗-『教導職要用記』を手がかりとした予備的考察- / 谷川穣
- 文化財写真の資料的意義-明治時代の奈良の調査を中心に- / 田良島哲
- 近代南都と奈良博覧会 / 黒岩康博
- 近世近代移行期の東大寺-組織の変遷を中心に- / 坂東俊彦
- 全体討論会：明治時代の東大寺-近代化がもたらした光と影 / 吉川聡、狭川宗玄、寺薗進、谷川穣、田良島哲、黒岩康博、坂東俊彦
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| 第18号 |
- 「行基集団」の活動の歴史的展開-その史料的基礎- / 栄原永遠男
- 善き人・善き友から〈知識〉の行基さんへ / 小林圓照
- 行基菩薩の考古学 / 菱田哲郎
- 行基墓誌断片からみた行基集団 / 吉澤悟
- 重源と行基-『南無阿弥陀仏作善集』所載の行基像から四聖御影へ- / 松岡久美子
- 中世律宗復興の中の行基 / 大谷由香
- 中世の行基菩薩と東大寺-四聖と行基舎利をめぐって- / 久野修義
- 全体討論会：東大寺と行基菩薩 / 蓑輪顕量、栄原永遠男、小林圓照、菱田哲郎、吉澤悟、松岡久美子、大谷由香、久野修義
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| 第19号 |
- 宿院仏師とその時代-研究の展望- / 鈴木喜博
- 南北朝・室町期の戒壇院における華厳学の変容-論議「果分説否」の検討を中心に- / 野呂靖
- 室町時代後期の大仏殿燈油方の活動と燈油田 / 畠山聡
- 東大寺・興福寺の抗争と室町殿政権 / 西尾知己
- 東大寺戒壇院文安の回禄と復興における縁起-勧修寺蔵『戒壇受戒縁起』をめぐって- / 近本謙介
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| 第20号 |
- 奈良朝の官大寺-東大寺・西大寺と良弁・道鏡- / 本郷真紹
- 正倉院文書からみた良弁僧正と東大寺僧 / 濱道孝尚
- 良弁忌における『顕無辺仏土功徳経』経釈・論義について / 野呂靖
- 東大寺開山堂良弁僧正像再考-伝承、説話と肖像制作- / 川瀬由照
- 組立工程から見た東大寺開山堂の空間的特質/ 清水重敦
- 全体討論会：良弁僧正-伝承と実像の間- / 藤井恵介、本郷真紹、濱道孝尚、野呂靖、川瀬由照、清水重敦
- 特別寄稿：『日本霊異記』の金鷲行者説話にみる東大寺執金剛神像の性格/ 奥健夫
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編集 ：GBS実行員会
出版社：東大寺/法蔵館
第4号～第10号は
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